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kumako's diary


王子様6歳、ふぅちゃん3歳。
by kumako-93
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7年越しのナゾが今・・・

旅先で、食べ物とかお店とか、言語が通じなくて結局なんだったか分からずじまいってっていうことってありませんか?

子供が生まれるまで、毎年1回の海外旅行を楽しみにしていた私たち夫婦は、けっこうそういうことが多かった。
英語圏の国ならまだ少しは想像もつくというものだが、アラビア語やウズベク語(ウズベキスタン)、ビルマ語(ミャンマー)はみてもさっぱり分からないのだ。
近くに「これなんですか?」と聞ける人がいれば、または聞いて通じる人がいれば分かったことも多いだろうが、屋台のおじーさんなんかはたいてい言葉が通じない。

そういうナゾの中で、けっこう私たちにとっては大きいというか、衝撃的なナゾだったのがこれだ。
7年越しのナゾが今・・・_a0079354_21391836.jpg











時は1999年、場所はモロッコはマラケシュ。
新婚旅行のときの写真。
マラケシュのフナ広場には夜になるとたくさんの屋台が並ぶ。
広場の中では大道芸が行われ、いくつもの人だかりができる。
毎日がお祭りのようだ。

フレッシュなオレンジジュース、カバブ、ハリラ、羊の頭・・・・色々な料理が並ぶ中で、私たちは1軒の人気のない屋台を見つけた。
なにか小さいガラスのコップに入った飲み物を売っているようだ。
好奇心に駆られて、正体が何かも分からないままトライしてみた。
一口飲んで、あまりの味に衝撃を受けた。
「なに・・・、これ・・・!?」
味を言葉で表現するのは難しいが、あえて言うならキャベジンと太田胃散を魔女の鍋でぐつぐつ煮詰めたような味であった。なんだか食道と胃にしみるような感じというか、スースーする感じ。
しかし結局、他に客もいないのでこれが何か聞くこともできず、店の人も英語は通じなかったので果たしてなんなのかは分からなかった。

帰ってきてからも、あれがなんだったのか知るすべはなく分からないままそういうことがあったことも忘れてしまっていた。

それが、もしかすると7年越しのあのナゾが今解けるかもしれない。
というのも、最近ちょくちょくお邪魔している『まりおの部屋』の昨日の記事。
モロッコのコーヒーについて書かれていた。
なんと、モロッコではコーヒーに香辛料を入れたものが飲まれているらしい。
私たちも何度もコーヒーは飲んだが、ちょっと苦い焙煎の深いタイプのものばかりであった。

まさかあのキャベジンがコーヒーだったとは!?
あの飲み物を飲んだとき以来の衝撃。
まりおままさん、これはそうなんでしょうかね?
(って、屋台と私ばっかりが写っていて肝心の飲み物はよく分からないですか・・・)
コーヒーの味なんて、全く分かりませんでしたが。

はー、もしそうならなんかすっきりしました。
私は飲みすすめると「うん?飲める味かも・・・」なんて思っていたのだが、夫はものすごく嫌いな味だったらしく、飲んだあと気持ちが悪くなって早々にホテルに戻りました・・・。


ままさんの記事を見て何年かぶりにそのときのアルバムを開いてみた。
一言目に出た言葉。
「若っっ!!」
私も夫もなんだか初々しいわ。
今じゃおっぱい出しっぱなしで寝ているなんて、このときは想像もできなかったなあ。
でもこの旅行、かなり色々あって、本気で成田離婚かしら、と思ったのでした。
それが今、こんなにかわいい息子を授かっているなんて、人生って分からないものですね。。。
by kumako-93 | 2006-09-07 22:08 | つぶやき
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