kumako's diary |
|
翌朝のこと。
ご飯を食べたあと子供たちと一緒に金魚のえさをあげに行きました。 水槽に「おはよ~」と話しかけて覗き込んだのですが、しろちゃんがいません。 もしかしてまた元気がなくなった?と水車小屋の裏とか水草の間なんかを探しましたが、その姿が見えません。神隠しにあったようなものです。 夫に聞くと「浮いてるんじゃない?」と残酷な返事です。でもやっぱり浮いてもいないのです。 そのとき私の隣にいたふぅちゃんが声にならない声で私のことをはっと見ました。 ふぅちゃんの手のそばを見ると、しろちゃんが床でぴちぴちしているじゃないですか。 あまりのことに私は動転して何ですくえばいいんだろう、濡れたハンカチとかがいいのかなと「キャーキャー」叫びながらあたふたするしかできません。 見かねた母が素手でぽいっと水槽に。あっさりしたもんです。 そういえばご飯を食べているときに「ピチャン」という不思議な音がしたんですね。 「何かの水漏れ?」と私と夫がいろいろ探しましたが見つからず、結局風呂場のシャワーから水滴が落ちたのかな、ということになりました。 あとから考えるとあの音はしろちゃんが水槽から飛び出た音なのでした。 しかし不思議です。 水槽にふたはしてあったのですから。端に餌を入れたりろ過システムのスペースはありましたが、最大で2cmほどの隙間です。そこからどうやって飛び出たのだろう・・・。 後でよく見てみたら、しろちゃん、外に出てしまっただけではなく、夫が開けたドアの扉に20cmほど引きずられたようで・・・。転々と弧状にうろこが床についていました。 あーー、かわいそう。。。しかしつぶされなくてよかった。 こんな大惨事にもかかわらず、しろちゃんは水槽に戻った後も普通に泳ぎ回っています。ただうろこが剥けてしまっていて痛々しい。うろこって再生したりするのでしょうか? 王子様はこの事件のことを早速絵日記に書きました。 しろちゃんの絵をかいて横に「ぴちゃん」というコメント。しろちゃんの口がへの字に曲がっています。 本来であれば飼いたいと言った王子様が餌をあげたり世話をするべきなのですが、結局やっているのは私です。 とはいえ、私もだんだん情が移ってきてかわいくなってきました。だって、二匹は金魚のくせに私がご飯をくれる人というのをすでに知っているらしく、私がそばを通ると水面に出てきてパクパクします。我が家で私のあげるご飯をこんなに喜んで待ち望んでくれるのはこの子達だけだわ、と思うとかわいさもひとしおです。 金魚がうちに来てしばらく経ちましたが、 「世話をするから!」なんて言ってた王子様ですが、結局せっせと餌を上げたり水槽を洗ったりしているのは私。 子供ってそういうものですよね。金魚以外の動物を許さなかったうちの親の気持ちが分かるようなきがする。
by kumako-93
| 2011-09-06 22:25
| つぶやき
|
カテゴリ
以前の記事
2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 フォロー中のブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||